思考のストレッチ 上から見るか?下から見るか?
さて、下の絵はここからどうするか少し寝かせています。
最近読んでいる本で「具体と抽象」という本があるのですが、考える幅を広げるのにとてもいいです。
具体的はわかりやすいけれど
抽象的はわかりにくい。
具体的は視野が狭くなるけれど
抽象的は視野が広くなる。
という、イメージがあると思います。
さて、こんな事があったとします。
例えば、バナナがどうしても食べたい人がいるとして、でもバナナが手に入らない。
そんな時に、具体的に見ているものの抽象度を上げていく。
「バナナ」→「果物」→「食べ物」などと、1つずつ抽象度を上げていくと。
そうすると
ま!果物ならなんでもいいかな。と選択肢が広くなるわけです。
バナナが手に入ったらその時に食べればいいですね。
具体的なものしか見えていないと、苦しみを作り出す原因になりやすいですよね。
今ないものに執着しすぎて時間だけが過ぎていく。
だから、抽象度を上げて視野を広くすれば色々な選択肢が見えてくるわけです。
具体と抽象を交互に見ていくことが出来れば生きやすくなります。
そして、絵にも具象画と抽象画というものがあります。
字の通り、具象画は具体的な対象物を具体的に描いた絵。
抽象画は実際に存在しないものを表現した絵画。
(よくわからないと言われてしまう絵ですね。笑)
これも、具体的なものの抽象度を上げたものが抽象画なので、ちょっと謎解きのような感じもあって抽象画の見方が変わってくると思います。
わからないではなく、わかろうとしてみるのも面白いと思います。
私は昔から抽象画が好きでしたがこの本を読んで更に好きになりました。
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